サーチコンソールで、アクセスの少ないページを調べ改善する方法
- 2019.12.01
- アクセス解析
今回ご紹介するのは、ウェブサイトへのアクセスを増やすための小技。
Google Search Consoleを使い、アクセスの少ないページを調べ改善をしていきます。
1. Google Search Consoleとは
Google Search Consoleとは、Google検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理ができるサービスです。
どんなキーワードで検索されたのか、そこからどれくらいのアクセスがあったのかなどを確認することができます。
1-1. Google Search Consoleの導入
Google Search Consoleをまだ導入していない場合は、以下の記事を参考に導入から進めてみてください。
2. Google Search Consoleを使って改善すべきポイントを見つける
3つの手順を紹介します。
これでアクセスの少ないページを見つけ、改善をしていきます。
2-1. アクセスの少ないページを見つける
Google Search Consoleにログイン。
「検索パフォーマンス」をクリックします。
「平均CTR」・「平均掲載順位」をクリックし、表示を有効にしておきます。
「ページ」をクリック。
検索結果からのアクセスが多い順に並びます。
クリック数が0のページが出てくるまでページをめくっていきます。
たとえば以下の記事は、
22人の方がGoogleの検索結果で見たけれども、クリックしなかったページということになります。
これで改善すべきページを見つけることができました。
2-2. どんなワードで検索されているかを調べる
さきほどのクリックが0だったページのURLをクリックします。
クエリをクリックします。
すると、そのページがどんなキーワードで検索されてGoogleの検索結果に表示されたかがわかります。
これで改善すべきページと、そのページがどんなキーワードで検索されたかを見つけることができました。
3. アクセスの少ないページを改善する
3-1 Googleの検索結果に表示される文章を改善する
さきほど見つけた検索キーワードで実際に検索し、そのページが表示されるまで探します。
11.9と出ていたのでそのあたりを見てみるとよいでしょう。
(Google Search Console上での表示は、平均となります)
検索結果に表示されている文章を見て、クリックしたくなる文章か? を考えます。
見つけたキーワードで検索したユーザーが、どんな意図で検索しているかを想像し、クリックしたくなる文章に変更するとよいでしょう。
ページの内容とあまりにも関係のないキーワードで上位表示されている場合もあるので、その場合は無視しましょう。
掲載順位が低すぎる場合、文章を変更したところでクリック数に大した影響は出ないかもしれません。
その場合は、表示結果の掲載順位を上げるための改善を行います。
3-2. 表示結果の掲載順位を上げる
たとえばGoogleの検索結果の5ページ目あたりなど、かなり下の方の順位だった場合。
ここから順位を上げることで、表示回数も増え、アクセスにつながるでしょう。
Google Search Consoleで見つけた検索キーワード。
そのキーワードで検索するユーザーがどんな情報を求めているのかを想像します。
そしてその求めているであろうものを追記し、ページを充実させます。
実際にそのキーワードで検索をし、上位表示されているページを見てみて、自分のページに足りないものがあればそれを足すのもよいでしょう。
ただしコピペはしないよう、上位表示されているページを見るのは何の情報が足りていないかを確認するだけにしましょう。
4. まとめ
以上、Google Search Consoleを使ってアクセスの少ないページを改善する方法をご紹介しました。
例ではアクセスが0のものを取り上げましたが、0に限らず1や10など、ほかのページに比べてアクセスの大幅に少ないページの改善にも使えますのでぜひ参考にしてみてください。
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