通勤15分でTOEIC英単語暗記:英語初心者でもTOEICの得点を伸ばした『金フレ』の使い方
『金フレ』を使った英単語の暗記法を紹介したいと思います。
私が通勤の電車の15分ずつでやっていた方法です。
50の単語を1日に複数回読むというやり方です。
通勤の往復2回と、さらに朝や昼休み、夜寝る前などに1回、合計3回できればなお良いです。
『金フレ』を使った単語暗記の下準備
右側のページを使う
『金フレ』は左のページにフレーズ、右のページに単語が載っています。
単語が載っている右のページを使います。
理由は、フレーズを読むよりも単語の方が短い時間で済むからというのがひとつ。
もう一つは、フレーズの方は日本語から英語を導くようになっています。TOEICは英文のリスニングとリーディングのテストなので、英語を見てその意味がわかる必要があります。
付属の赤シートは使わない
『金フレ』には赤シートが付属します。
しかしこれは使いません。
赤シートと同じ大きさに切った厚紙を用意します。
単語の意味を隠しながらやっていくのですが、赤シートでは隠せないからです。
1回50単語
私が15分でできたのが50単語でした。
もっと早くできる方は50単語以上でもいいですし、15分以上使えるという方ももっとやっていただいても大丈夫です。
『金フレ』を使った通勤15分の英単語暗記法
それでは『金フレ』を使った通勤15分の英単語暗記法を紹介していきます。
1. 意味を厚紙で隠して単語を読む
まずは英単語を読みます。
付属の赤シートでは隠せないので、厚紙などで隠します。
2. 厚紙をずらして意味を確認
意味が見えるように厚紙をずらして確認します。
3. 1ページ分(10単語)完璧に覚える
1. 意味をシートで隠して単語を読む → 2. シートをずらして意味を確認、を1ページ分やります。
それが終わったら、そのページの単語をもう一度同じ方法でやっていきます。
この時には単語を読みながら意味を思い出します。
さっきみたばかりなので「これは◯◯という意味だったな」と思ったり、「あれ?さっきやったばかりなのに覚えていない。何だっけ?」という刺激が、単語をより覚えやすくさせます。
そしてそのページの英単語(10個)を間違えずに意味を答えられるまで繰り返します。
4. 5ページこれを繰り返す
5ページこれを繰り返すと50単語になります。
5. 1日に複数回これをやる
時間をおいて1日のうちに複数回やります。
1時間以上あけるのがよさそうです。
私は行きと帰りの通勤電車と、昼休みか夜寝る前の3回やっておりました。
ここでも「これは◯◯という意味だったな」「さっきやったばかりなのに覚えていない。何だっけ?」という刺激があり、覚えやすくしてくれました。
単語は覚え切らなくてOK
私はこの方法でかなりの量の英単語を覚えましたが、全てを覚え切るのは無理だと思います。
それで良いと思います。
ここでは、出会ったことのある単語を増やす、というくらいの気持ちでOKでしょう。
問題集などでいろいろな英文に出会うときに、わからない単語に出会います。単語帳で覚えたつもりのものでもあり得ます。
それの意味を調べる。
それを繰り返して自分に必要な単語を身につけていけば良いと思います。
本当に覚えておくべき大事なことがらというのは、何度もそうした話題が出てくるたびに、頭の中に付箋が貼られるようにして記憶されます。時間がたつにつれて、はがれていくのですが、また別の機会でその話題が出てくると、またペタッと貼りつけられます。
『東大教授が教える独学勉強法』柳川範之
-
前の記事
速読速聴英単語Core1900が難しいと感じる場合の使い方 2022.04.06
-
次の記事
英語力ゼロからTOEIC600点までの勉強法。1ヶ月でも600点越えは可能? 2022.04.13